
和狸ナオ
『お世話になりました』
15……15……イラストレーターへの切欠を見つけたのが、そういえば15年くらい前だったでしょうか。
当時高校生の私は我ながら残念な思考の持ち主でしたね〜。
絵には興味あったのですが絵の仕事=漫画家みたいな、単純且つ漠然としたビジョンしか持ち合わせていませんでした。
イラストレーターとは児童向けの絵本のような絵を描くもの、というイメージがあって、全くそのビジョンに入っていなかったのです。
そんな折通学路に新しい書店が出来まして、たまたま平積みになっていたライトノベルに遭遇。
小説なのに、とにかくイラストが気に入った! というのが申し訳ない購入理由でしたが、物語に合わせた数枚のイラストが小説の世界をもっと魅力的に広めていてデュワッと心に焼きつきました。
このとき挿絵という手段を見逃し、話も何も練れないくせにいざ漫画家! などと無謀な突進をしていたかと思うとゾッとしません。
ホントどうなっていた事でしょう……
あの時の自分グッジョブ。三年間皆勤賞取った以外唯一のグッジョブ。
そんな事もあってか、今こうして読み手から描き手になれようとは
不思議なご縁もあるものです。15年の間にその書店もなくなってしまいましたが、アスラクラインを並べてくれた時の嬉しさと気恥ずかしさと興奮、感謝の心を忘れずに自分自身もイラストレーターとして15周年を迎えられたら幸いです。
これからも電撃文庫を通してどこかで良きご縁が生まれますように。
何か普通の思い出話ですみませんが、15周年おめでとうございます!
新企画第一弾を飾るのは、『俺の妹がこんなに可愛いわけがない』のイラストを担当するかんざきひろ!! お楽しみに〜♪








